ため息が出るほど美しい風景写真を見ても、人によって反応が正反対になることがある。地域情報紙「雪ありて第11号」の表紙を見た瞬間「きれい!」と思う人は、雪国暮らしを楽しんでいる人である確率が高い。でも「寒そう!」という反応 […]
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コラム
雪国 vol.77【】
5年ぶりにアメリカから遊びにきた親友の娘たち。前回は紅葉まっさかりで、棚田やブナ林の美しさに目を見張っていた。 今回は雪を待つ季節。まるで芸術のように雪囲いされた木々を眺めながら、光の館に行く。どの部屋も光と影の効果が完 […]
雪国 vol.76【】
「ここは何もないところだから」という言葉をこの町だけでなく、地方の人たちがテレビで言うのを聞くことがある。聞くたび、悲しさを通り越して怒りさえ感じる。そう言っている人の周囲には、鮮やかな自然が広がっているのだから。じゃ、 […]
雪国 vol.74【】
芸術祭案内窓口に座った。外国からのお客さんが多い。様々な情報を求め、相談事、困りごとでやってくる。 残念だったのは、車なしでは行けないところの方が絶対的に多いことだ。棚田を見たいという人にタクシーで行くしかないと答えるの […]
雪国 vol.73【】
大地の芸術祭、ただ今準備真っ盛り。 私にとって3年越しの念願だった作品制作のボランティアをはじめた。キナーレの中庭は、熱気に満ちている。国内外のアーティスト、学生さんたち、地元サポーター、そして国内だけでなく、外国からや […]