雪国 vol.30
異常気象の夏だったが、野菜のおいしさに目覚めた夏でもあった。それはたぶん、私がへたくそな野菜作りをあきらめたせいかもしれない。おかげでいただくこととなった手作りのトマトや枝豆、きゅうりの味には心底驚いた。これこそが野菜だ!
近所の軒先では自家製の朝採り野菜がいつでも安く手に入る。野菜を売りにきてくれる高校生たちとも知り合った。授業で作ったとうもろこし、北海道のよりおいしかったです!
料理は嫌いと宣言していたが、この夏はよく料理をした。素材がいいと、腕がだめでもおいしくできることがわかったから。都会の最高級食材店では決して手に入らないすごいものを毎日山ほど食べられる幸せ、皆さんお気づきでしたか?