今月は長岡市のこちらのお寺にある雲蝶の作品をご紹介します。旧川口町の中山集落にある林興庵です。 中越地震で震源地がすぐ近くだったため、欄間が傾いたりする被害は大きかったのですが、幸いに作品には影響がなく、この機会に作品を […]
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コラム お魅せしましょう 越後のミケランジェロ
雲蝶 vol.9【】
先月と同様に堀之内の大石集落の天宗寺に残る欄間をご紹介しましょう。 鶴と亀は縁起物といわれ、この欄間2枚で一対とされて寺の入り口の扉を開くと目の前に納められています。 雲蝶とこの寺に深い関わりがあったわけではなく、永林寺 […]
雲蝶 vol.8【】
今月はこちら、今にも甲羅が動き出しそうな躍動感のある亀です。 雲蝶が永く滞在している周辺には、必ず作品を作り置きしています。 根小屋の永林寺は、言わずと知れたこの地域の工房で、雲蝶は13年間も長居をしています。 その近く […]
雲蝶 vol.7【】
シンプルな構図を鮮やかな青で強調しています。 おそらくこの欄間を鑑賞した方は、わずか一部の運の良い方々です。寺や神社に施されているものではなく一般のお宅で代々守られてきた雲蝶の作品で、非公開です。雲蝶が仕事をするために […]
雲蝶 vol.6【】
西福寺開山堂の向拝に彫られたからす天狗です。 向拝の真正面に、まるでこのお堂を守るが如く両手を広げ、敵を追い払わんと睨みを効かせています。幕末当時、貴重だったギヤマンと呼ばれるガラス細工は、雲蝶の得意とする技の一つでした […]
雲蝶 vol.5【】
この神馬は雲蝶200周年の節目の年に、奇跡的に陽の目を見ることになった作品です。雷土集落の中にある雷土神社の、暗い拝殿の奥に長い間眠っていた馬です。 数人のお年寄りしか記憶になかったこの馬は、昔は子供たちの遊び相手で馬に […]